【2026年2月25日打ち上げ決定!】民間初!小型ロケット打ち上げ射場が串本に誕生
民間ロケット第3号機発射
2021年12月、和歌山県串本町に、日本初の民間小型ロケット打ち上げ射場「スペースポート紀伊」が誕生しました。
2024年3月には小型ロケット1号機「カイロス」が発射され、続く2024年12月18日には第2号機の打ち上げも実施されました。
さらに、第3号機は2026年2月25日午前11時に打ち上げが予定されています。
ロケットが大空へと飛び立つ姿を間近で体感できる機会が、ここ串本で広がっています。
最先端の宇宙開発を身近に感じられることも、串本ならではの魅力のひとつです。
ぜひこの機会に串本を訪れ、特別なひとときをお楽しみください。
ここでは串本の魅力とあわせて、ロケット発射場「スペースポート紀伊」についてご紹介します。
本州初のロケット発射場
ロケット発射場として建設された「スペースポート紀伊」は、2021年12月に和歌山県串本町に誕生しました。
民間初のロケット打ち上げ射場である「スペースポート紀伊」を運営する「スペースワン株式会社」は、商業宇宙輸送サービスを目的として設立された企業です。
具体的には、顧客から預かった小型人工衛星を所定の衛星軌道まで運ぶ役割を担います。今後ますます商業用人工衛星は小型軽量化が進み、活躍の場が広がることが見込まれており、これを同社の小型ロケットに積み込んで打ち上げるというものです。
近年、民間による宇宙を活用したビジネスが急拡大しており、それに伴ってロケット発射の需要が高まってきています。
本州最南端の町「串本町」
和歌山県串本町は本州最南端に位置しており、黒潮の恵みを受けた串本の海といえば大規模なサンゴ群落の地であり、魚の種類がとても多い場所としても有名です。
串本周辺の山や海には、「橋杭岩」や「潮岬」「熊野古道」「那智の滝」など、全国的に知られる観光スポットが多く、レジャー施設も「串本海中公園」や「南紀熊野ジオパークセンター」をはじめ、少し足をのばせばパンダで有名な「アドベンチャーワールド」もあります。
「鰹」「クエ」「マグロ」といった海の幸はもちろん、「熊野牛」、さらには豊富なフルーツなど、美味しい和歌山グルメがたくさんありますので、観光スポットへの訪問やグルメ巡りをなど、お楽しみいただけます。
ロケット発射場の地として串本が選ばれた理由ですが、それは本州最南端の地にあるからです。現在、ロケット発射場は国内に2ヶ所ありますが、そのいずれもが鹿児島県にあります。
発射場は赤道に近くなればなるほど引力を有効活用できるとされており、その意味で日本の南端にある鹿児島の地が選ばれています。
串本町から発射されるロケットの場合、製造する主な工場が関東地域にあるため、陸路を使ってロケットを運ぶことができます。
もう1つの理由としては、周囲が一定範囲以上無人であることが条件となります。
実際にロケットの発射が見られるのは、田原海水浴場(ホテルからお車で約20分)と旧浦神小学校(ホテルからお車で約25分)の2箇所に用意された公式見学場のみです。両会場はロケットの発射場より約2㎞ほどの距離にあるため、間近でロケットの発射を見学することができます。
※画像はイメージです。
打ち上げ予定日時:2026年2月15日(日) 11:00~11:20ごろ
打ち上げ場所:スペースポート紀伊
詳しくは下記サイトをご確認ください。